浅田屋
どの街も生きもののように息をしているはずです。そして、どの街の旅館、料亭も、その地方を代表する顔といえないでしょうか。
そこには、それまで生きてきた人たちが、手から手へ渡してきたその風土の習慣や人情のにおいがするはずです。
金沢は、未だに手づくりの温かみが生きている街。
だから、浅田屋ではものを今だに遵守しております。慶応三年の創業というひとつの歴史でもあるこの数寄屋造り。隅々には今は忘れかけている日本的なものが息づいています。かつては旅人が感じたであろうと思われるものと同じ旅情と夢、そして安らぎを見つけることができるはずです。ここは金沢そのものと言っていただけるよう、手づくりの温もりを大切にして、日々お客様をお迎えいたしております。
金沢は自然と人間が調和している町。その町並と照応している浅田屋。その表ともいえる玄関も、門構え、石畳、石灯籠、共待ちという数寄屋造りの特有の組合せです。
|